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皮膚科・アレルギー検査

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当院の皮膚科診察の指針

■症状が命に関わる皮膚疾患かどうか見極めること。
■疾患がヒトや動物にうつるものか確認すること。
■症状が犬猫種に特異的な疾患であるか検討すること。

命に関わる皮膚症状

症例

甲状腺機能低下症
尻尾の脱毛、体幹や鼻梁に脱毛がでることもある。痒みはない。※脱毛が少ない症例もある。

症例

SIRS
感染症、手術後の全身性炎症反応症候群。痒みはない。※写真はSIRSがDICへと移行したもの。

症例

黄疸(犬)
痒み無し。全身、舌、白目が黄色に。※胆嚢粘液のう腫(緊急手術)、胆管炎が多い。がんの場合もある。

症例

副腎機能亢進症(クッシング)
腹囲膨満、多飲・多尿・腹部皮膚に血管が浮く。(ベトナム春巻き様)※放置すると死亡。

症例

紫斑
血小板異常、凝固能異常。ステロイドによる治療。痒みはない。

症例

蕁麻疹
全身の突然の赤み。痒みが出る場合もある。原因が分からないこともある、初めて飲む薬には注意。

症例

顔の腫れ、ムーンフェイス
ワクチンアレルギーが有名。消臭剤や花でも起こる。

症例

植物アレルギー
自然のものは、花粉症のようにアレルギーを引き起こします。

症例

臍(さい)ヘルニア
腹腔中の腸や脂肪が腹腔から突出し、皮膚が膨らむ状態。突出が激しい場合は、緊急手術。

症例

ソ径ヘルニア
腹腔中の腸や脂肪が腹腔から突出し、皮膚が膨らむ状態。脂肪と間違う場合が多い。ソ径部(肢の付け根)の急激なふくらみには注意。

症例

尿膜管遺残(臍膿瘍)
臍から尿や膿がでる。

命に関わる皮膚症状(腫瘍、癌)

症例

皮膚型リンパ腫(1)
全身の脱毛、多量のフケ、鼻・口唇部の色素の脱落。

症例

皮膚型リンパ腫(2)
全身の脱毛、多量のフケ、鼻・口唇部の色素の脱落。

症例

肥満細胞腫
早期に拡大手術が必須。脚先に出来ても、断脚することがある。

症例

膵臓外分泌腺がん
内臓腫瘍でも皮膚炎がでる場合がある。

症例

炎症性乳がん
皮膚の赤みが非常に強いこともある。現在のところ治療法なし。

症例

肛門周囲腺がん
初期は、下記の肛門周囲腺腫と区別が難しい去勢により予防可能。未去勢犬は、肛門周囲にイボがないか確認!

ヒトにもうつる皮膚症状

症例

皮膚真菌症
皮膚真菌症とは、かび(真菌)による皮膚の病気のこと。写真の仔猫は耳、指、尾の脱毛が発症している。

症例

皮膚真菌症(無症状性)
キャリア(無症候)の猫には注意。

症例

皮膚真菌症(犬)
高齢犬の真菌症は、突然発生する。

症例

犬爪白癬
初期は、下記の肛門周囲腺腫と区別が難しい去勢により予防可能。未去勢犬は、肛門周囲にイボがないか確認!

症例

ノミアレルギー
腰のジクジクした脱毛痒い。ある日突然、脱毛がでることが多い。

症例

皮膚真菌症
写真は栄養不足の仔猫。耳の脱毛が起きている。

動物間でうつる皮膚症状

症例

疥癬

症例

疥癬(鳥)

症例

疥癬ダニ

症例

アカラス(毛包虫)

症例

アカラス(毛包虫)

症例

毛包虫

症例

ウサギツメダニ

症例

ウサギツメダニ

犬種特異的な皮膚症状(ダックス等)

症例

パターン脱毛

症例

パターン脱毛

症例

パターン脱毛

症例

パターン脱毛

犬によくある皮膚症状

症例

アトピー

症例

アトピー

症例

食物アレルギー

症例

脂漏性皮膚炎

症例

膿皮症

症例

膿皮症

症例

脂腺炎

症例

肢端舐性

症例

耳寒冷凝集素症

症例

ばく創

症例

ばく創

症例

異物の混入

症例

無菌性脂肪織炎

症例

被毛による角膜損傷

症例

根尖部膿瘍

症例

肛門周囲腺腫

ネコによくある皮膚症状

症例

光線過敏症

症例

好酸球性肉芽腫

症例

肛門腺自壊

症例

形質細胞性皮膚炎

症例

心因性皮膚炎

症例

心因性皮膚炎

症例

蚊のアレルギー

アレルギー検査

当院では、血液によるアレルギー検査(IgE検査)を実施していますが、検査を受ける前に、必ず以下の点について、確認ください。

検査の概要

・犬アトピー性皮膚炎のガイドラインでは
まず大前提として、犬アトピー性皮膚炎の診断ガイドラインによると、「アレルギー検査はアトピー性皮膚炎の診断には用いるべきでなく、あくまで他の検査の補助にすぎない」となっています。非常に重要なことなので覚えておきましょう。では何のために検査をするのかというと、後述する減感作療法や、今後予想されるアレルゲンの暴露を予防するために意味があるのだとされています。

・検査でアレルギー物質が必ず特定されるわけではない
多くの場合、ひとつの物質ではなく、様々な物質に陽性反応がでます(アレルギー物質候補として挙がります)。まったくアレルギー症状がでていない動物でも、陽性反応がでることがあります。つまり、100%陽性反応=アレルギー物質とは言ません。

・国内には様々な検査機関がある
国内には様々な検査機関があります。検査機関によって測定項目や定果が異なることがります。

・食物アレルギーはIgE検査を素通りしてしまう場合も
人間の報告では食物アレルギーとIgE検査の結果が、かい離する場合もあるという報告が多数挙げられています。

・国内ではヒトでは用いられていない検査方法がある
アレルギー反応にはⅠ〜Ⅳ型があると言われています。ヒトではⅠ型のアレルギー反応を血液中のIgEを指標に測定します。犬の場合このⅠ型に加え、国内ではⅣ型の反応も検査可能です(リンパ球反応検査)。ただ、このⅣ型に関しては存在自体が無いという研究もあり、いまだ謎が多い分野です。

・検査機関により料金が異なります
検査機関により、料金が10,000〜50,000円とまったく異なります。当院では現在、動物アレルギー検査会社の検査を導入しています。上記のⅣ型の検査も可能です。料金はすべて実施すると50,000円程度になります。

・医療経済学的な立場から一言
料金的なことであったり、必ずしもアレルギー物質が特定できないことから、検査に踏み切れない方が多くいます。当院としては、上記①〜⑥を理解された上で、必要であれば飼主様の同意を得て検査を実施いたします。ちなみに、一部の犬を除き多くの犬のアトピー性皮膚炎は、低用量のステロイドでコントロール可能です。10kg程度の犬であれば、5mgのステロイドを2日に1回が1ヶ月1,200円程度です。つまり、5年分の処方料が検査費にかかることになります。

・ハウスダストマイトに対するアレルギー検査と減感作療法
ハウスダストに対するアレルギー検査を行い、陽性であればその物質を数回接種して、症状を軽くする減感作療法が当院でも実施可能です。現在、改善率は70%程度と言われています。しかし問題点があります。症状がハウスダストのみに反応しているのか、分からないこと(他の物質にも同時に反応していれば減感作療法の効果がなくなる)。料金が高額であること(当院では、検査6回の注射で7〜80,000円)。完治するのか、いまだ不明であることです。問題点も多いことから、大手保険会社アニコムでは2017年4月現在、保険適応外になっています。