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心臓病検査

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当院の心臓病の検査

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当院の心臓病の検査
3D/4D echo VividE95

循環器専門病院との連携

東京動物心臓病センターの岩永先生(循環器認定医)を循環器科顧問に迎え、当院で診断が困難な症例や、手術適応の場合は、遠隔診断支援により、診断・治療の補助、手術施設の選定を実施しています。

東京動物心臓病センター

心臓病の咳

拡張した左心房が気管支を圧迫して、咳が出ます。放置すると、肺水腫に移行します。

電子聴診器

犬の正常心音

犬の心雑音

犬のVPC(ARVC, DCM)

猫の正常心音

猫の心雑音

猫のギャロップ音

※閲覧する環境により再生されない可能性もあります。
スマホ・タブレットでは音が割れることがあります。

レントゲン検査

レントゲン
肺水腫(犬)
肺に水がたまり白くなる。咳が見られ、直ちに対処しないと死亡します。
レントゲン検査
胸水(犬)
胸腔に水が溜まり白くなり心臓の陰影が消失。開口呼吸や努力性呼吸が見られ、直ちに対処しないと死亡します。

 

小心症(猫)
ショックや脱水により、心臓が小さくなる症状。レントゲンは、心臓のサイズを調べるのには有用ですが、原因まではわからないことが多いので、下記の心臓エコー検査を実施します。
レントゲンでもわかる先天性疾患

右大動脈弓遺残(猫)
右大動脈が退化せず残り食道を締め付け(青矢印)、その前部で食道が拡張する。幼犬猫の慢性嘔吐や、失神で気が付くことが多い。レントゲン写真で、青矢印の前部に拡張した白っぽい(バリウムです)食道が認められます。赤矢印は心臓。この手術は、胸部外科の石川先生に実施して頂きました(石川犬猫病院)。

3D/4D心エコー検査

4Dのvolume解析(犬)
ドーベルマンのオカルトDCM検査に応用可能か検討中

僧帽弁閉鎖不全症(犬)
犬に多い僧帽弁閉鎖不全症の3Dエコー。

MRI検査

三尖弁逆流(犬)
獣医領域では心臓MRI検査は非常に稀。当院では、上記の3Dエコー検査で、MRI検査で実施するVolume計測が可能になりました。

心臓エコー検査

① 先天性疾患の検査

左3心房心(犬)

右三心房心(犬)

動脈管開存+肺動脈狭窄後拡張(犬)

心室中隔欠損症
心室中隔欠損症(猫)

心房中隔欠損症(猫)

左前(上)大静脈遺残(犬)

② 弁膜症の検査

僧帽弁逆流(犬)

僧帽弁逸脱(犬)

三尖弁逆流(犬)

③ 心臓の血管の検査

大動脈弁下狭窄(犬)

大動脈弁逆流(犬)

大動脈弁狭窄と逆流(犬)

フェレットの大動脈逆流

肺動脈弁狭窄と主肺動脈拡張(猫)

肺動脈弁逆流(犬)

④ 腫瘍の検査

脾臓肉腫の転移(犬)

肝臓からの転移性腫瘍(犬)

多中心型リンパ腫(犬)

⑤ フィラリア

フィアリア症(犬)
心臓に住み着くフィラリアの成虫です。下の動画は、血液中のフィラリア仔虫の顕微鏡動画です。

フィラリアの仔虫
これは、顕微鏡で見たフィラリア仔虫。上のエコー動画では、心臓に住み着くフィラリアの成虫が映ります。

レントゲン
三尖弁に絡むフィラリア(犬)

⑥ 心筋症

拡張型心筋症(犬、グレートデン)

肥大型心筋症(猫)

⑦ 心タンポナーゼ

⑧ 不整脈時の心エコー

2段脈(犬、ボクサーARVC)

房室ブロック(猫)

VPC発生時の心エコー

⑨ 計測

左室系の検査(JAMA. 2003 Jan 8;289(2):194-202. より引用)

左室系の検査(JAMA. 2003 Jan 8;289(2):194-202. より引用)

右室の検査

PISA法(MR)
PISA法(MR)
TEI-index

⑩ 冠血管

冠血管(赤矢印)
冠血管(犬、赤矢印)

⑪ 胎児期の心臓

GE LogiQE10Xで検査。ボストンテリア出産近くの胎児の心臓。胎児期にしかない卵円孔が確認できる。

後躯麻痺

後躯麻痺
大動脈血栓症(猫)
突然の後肢の麻痺。心筋症に伴う血栓が、腹部の大動脈につまり、血流がなくなり、片側、両側後肢を麻痺させる。高所からの落下で気が付くことも多い。

11誘導心電図検査

11誘導

携帯型心電図検査

携帯型心電計による検査
携帯型デバイスとスマホを利用する。車内や、入院ケージ内での簡易測定も可能。

ホルター心電図検査

① クラウド型ホルター心電計

クラウド型ホルター心電計
最新式のホルター心電計。リード線がなく、データは、クラウドに保存されます。

② 通常のホルター心電計

ホルター
ホルター心電図検査
ホルター心電図検査
ホルター心電図検査
ホルター心電図検査

ホルター心電計(通常タイプ)
馬のような大動物から、猫まで装着可能です。上記①のクラウド型は1種類の誘導で解析しますが、このホルターは2~3種類の誘導で解析します。

③ LP計測

LP計測

甲状腺ホルモン検査

猫や、特にドーベルマンでは重要な検査です。

遺伝子検査

心臓突然死が多いボクサーやブルドックに関しては、バンク化をしています。

キャプチャ遺伝子
ボクサーARVCのSTRN遺伝子変異

病理検査

キャプチャ病理2
キャプチャ電子顕微鏡

通常の病理検査に加え、重要な所見の場合は、電子顕微鏡での検査も実施しています。

血圧測定

血圧

特に猫の場合は、血圧を測定して、高血圧による心肥大(慢性腎疾患の時に多い)と、原発性肥大型心筋症の区別をすることが重要。

心臓バイオマーカー検査(一部外注)

現在、ANP、Ntpro-BNP、トロポニンIの検査が可能ですが、バイオマーカーだけでは、病態の進行はわかりません。エコー検査等と併せて実施する必要があります。

心臓病関係の動画

掲載にご協力頂いた飼主様には感謝します。小さな町の小さな動物病院でも、ここまでできるというのを証明していきたいです。