3D/4Dエコーの応用
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水分で満たされている中腔臓器(心臓、膀胱、胆嚢、子宮 等)は、上位機種のエコーで3D/4D画像構成が可能です。まだヒトでも一般的な検査法ではありませんが、当院では、病態のさらなる可視化の為に、応用しています。他社メーカーの最上位機種では、血管内部もエコーで3D/4D画像構成できるので、将来の発展性が期待できますね(下記動画参照)。
心臓
心臓の腫瘍


胆嚢

胆嚢粘液のう腫は、胆でい症から移行すると考えられています。症状が出た場合は、緊急の胆嚢摘出術が必要です。当院でも可能です。
腹腔内腫瘤・腫瘍


上と同じ症例。腹水がある場合、3Dエコーは、病変の描出に優れる。
膀胱
① 膀胱結石

膀胱粘膜に張り付く結石です。手術で除去しますが、予め個数が分かっていると小さい切開層で、取り残を防止できます。

写真右は、1頭の3kgのシーズーから摘出した結石。
2 mm程度の大きさの結石から確認できます。
② 膀胱炎、ストラバイト結晶


膀胱粘膜の炎症像が認められる

膀胱粘膜のはく離
膀胱炎と結晶
剥がれた粘膜と、結晶が膀胱内で落下しているのがわかる
結晶
尿の中の結晶を、顕微鏡とダーモスコピーで撮影
③ 腫瘍

血管
血管内4D
他社のエコーのソフトです